POT店長の日本お茶紀行

11月15日(日)

ぽかぽかとした暖かな秋の良い気候の中、和歌山県白浜町の川添村の「お茶農家のお茶会」に参加してきました。

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朝の10時半スタートということで、大阪天王寺を6:50出発。
久しぶりの早起きに、朝の空気のひんやり感を実感し、なんだか得した気分で和歌山行きの急行に乗り込みます。
川添村へはPOT店長の紅茶の先生のおうち、和歌山の海南から車で2時間。
先生がそちらで紅茶講習をされるということでにわかアシスタントに志願したPOT店長。
かなり強引に参加させていただいたので、急遽先生の車を出していただくことに。。。
(迷惑。。先生スミマセンでした。。)
高速を通り、ピクニック気分で出発します。
道中、先生とお茶に関する様々なやりとりを漫才のようにしながら(先生とはスリランカでもご一緒だったんです)楽しく川添村へ向かいます。

高速を降りると、看板が。
「川添祭りはこっち」。
手作りのなんとも味のある看板はこっちがどっちかわからない。
「こっちかなー」次の看板が出てきたので(といってもかなり距離がありました)2人で「合ってたみたい(爆笑)」と胸をほっとなでおろす。
それにしてもこの光景どっかでみたことあるなーと思っていたら
「POTちゃん、(先生もPOT店長のことをPOTちゃんと呼んでくださるんです)ここ、ウダプッセラワの道に似てない?」「はっ!!そうです。先生!どっかで見たことあると思ったらウダプッセラワのあの007の道でした!(爆笑)」

スリランカで死ぬ思いをした道にまた出会うなんて。。。また007を味わう運命を感じながらお茶に出会うためにはこんな道が多いのだなーとしみじみ。

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今日のお茶会の主催は、和歌山のお茶農家の植村 誠さんというとっても誠実なお茶作りをされている方で、静岡で開催される世界お茶祭りのニ年連続緑茶の白牡丹というお茶で金賞を受賞された方。
とにかく川添茶を知ってもらいたい、和歌山のお茶を地元でもっと飲んでもらいたいと、和歌山県の支援で普及活動につとめておられます。
和歌山では、今は三箇所しかお茶を作っていないらしく、地元ではなかなか煎茶の消費が伸び悩んでいるようです。
その活動の一環で、お茶会を催され、たくさんの人にお茶のよさを知ってもらおうというイベントをお茶農家さんに声を掛けられて行った記念すべき第1回目のお茶会なのです。

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参加者の方は様々で、ホテルの喫茶部門の方、お茶屋さん、JA農協の方、元朝日放送の方、日本茶インストラクターの方、お茶農家の方など総勢50名の方が参加されています。
たくさんのお茶好きの方々とお茶のお話をお伺いしているうちに講習会がはじまります。
煎茶、かぶせ茶、手もみ茶、紅茶を様々な入れ方でそれぞれの急須で煎れていきます。
紅茶まで急須でいれる、なんともいえないおおらかさにほっこりとしていたPOT店長。
先生の講習で急遽アシスタントに飛び入り参加。
すだちを輪切りにするという大役をおおせつかります。おおきなまな板に、出刃包丁のような包丁ですだちをカッティング。こういうところでは、なんでも臨機応変が大切なんです!
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50人の方の前であざやかな出刃包丁捌きをご披露し、(おおげさ)先生のサポートを。。
と思ったらあまり出番はありませんでした。。(残念?)

とにかく和やかでざっくばらんなお茶会は、「お茶って愉しむことが何より大切なんやなー」と再び人と人をつなぐお茶の楽しさに気づいたPOT店長でした。
ひとしきりお茶の飲み方を教わった後は、茶飯に茶粥、緑茶を使ったデザート。
初めて食べた茶飯、茶粥はおいしすぎてお替りまでしてしまうPOT店長。
植村さんの奥さんの手作り漬物を頂きながら、食べるお茶のすばらしさ、お茶の機能性について考えるのと、サロン・ド・テアルションでのお茶会について考えます。
「こんな感じで参加者の方も、主催者の方もお茶を楽しみ、お茶でつながる会になれば最高だなー」妄想はふくらみます。「漬物つけてみようかしら。。。」ちょっとお店がちがいます。
ちなみに和歌山の茶粥の文化などについては、漫画「おいしんぼ」の中に詳しく掲載されているようです。お知りになりたい方は是非読んでみてください。

植村さんの熱い思いと、自分を重ね合わせ「お茶のよさをいろんな人に伝えたいっ!!」今日もまたエンジンぶるぶる絶好調な「茶狂」POT店長でした。

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