POT店長のスリランカ紅茶紀行 5日目

8月26日(水)

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今日はいよいよあの有名なウバハイランズと、ルフナに向かいます。
さてさて、二件の茶園を超特急で急ぐためAM7:00出発です。
ヌワラエリヤからウバまでは二時間半。
ウバへの道は、昨日のウダプッセラワに比べると舗装されていて格段に良い道のような気がします。
このような状況をみると日本の道路がいかにきれいに整備されているかを実感。。
当たり前のことは当たり前ではないと気づき、感謝しないいけないなーと思うポット店長。

やっとのことでウバハイランズに到着。しかし、また驚愕の事実が。。。。
アポイントとれていなーい!!まさか。。。見学は無理かも(泣)といわれて一瞬みなさん無言に。
しかし、ここでジェームスさんの突撃交渉開始です。「日本からビッググレートティースクールが来ているのだから」(たった5人だけど。。)
同じ手口で反応を待ちます。なんとか扉を開けてもらえ、車の中は337拍子の嵐で工場に入ります。
車から工場に降り立つと出迎えてくれたのはマネージャーさんの、ジャヤンタさん。「やさしい宝石」という意味の名前だそうです。いでたちはまさに探検隊。サファリショートパンツにしましまハイソックス。なんだかやさしい笑顔とかわいい(失礼)姿に、癒されるポット店長。

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さっそくウバのテースティングをさせていただきます。
12種類もあるウバを端から試していきます。
どの葉っぱもつやつやで、香りは草の匂いがするような、出来立てのなんともいえない良い香りです。
でも、何種類か試していくうちに舌がしびれ、紅茶のちがいがわからなくなってきました。
ティーテースターさんは、毎日毎日何十種類ものお茶をテースティングすると聞き、尊敬のまなざしです。
ひとしきりテースティングと、ジャヤンタさんのお話を伺ったあと、工場を見学させていただきます。

ここウバハイランズは、スリランカのティーオークションで、常に高値をたたきだす有名な茶園ということもあり工場内は清潔で、整理整頓が行き届いています。
ひとしきり見学させていただいた後、トラックから工場に運ばれる様子に遭遇します。
「こうやって運ばれてくるんやー」初めて見る光景に驚きのポット店長。
最後にジャヤンタさんと記念撮影を。。と話していると、ジャヤンタさんの携帯が鳴ります。
なんとウバハイランズのBOPがティーオークションで1867年以来の最高値がついたというビッグニュースが!(日本の新聞にも後日掲載されたようです)
そんな歴史的なシチュエーションにタイミングよく居合わせた私たち。おもわず日本式の337拍子の嵐が工場に鳴り響きました。
このウバハイランズのウバも、サロン・ド・テ アルションに近日入荷予定です。乞うご期待、お楽しみに!

次にローグローンのルフナに急いで向かいます。
ルフナのあたりは、ハイグローンと趣が変わってきます。まさに熱帯ジャングル。
生えている木もバナナ、ゴム、やしなど南国特有の木々が目立ちます。
肌に感じる気温もだんだん変わってきました。セーターを脱いでTシャツに着替えます。スリランカは北海道より一回りくらい小さい島国なのですが、この気温の差は非常におもしろいところです。
ハプガスタンヌティーエステートに到着します。車から降り立つとやはり葉っぱ香が。。。この香りだけで幸せ感倍増です。

出迎えてくださったのは、マネージャーの二シャンタさんと、ジャイカから派遣されている日本人、酒井さん。今回の旅での私たち以外の初日本人の方です。
酒井さんは、ジャイカから海外青年協力隊としてスリランカに派遣されていて、スリランカの開発支援をされています。おもに、子供たちにシンハラ語を教えているとのことでした。(すごい!!)
お二人の案内で工場を見学。ここでもゴールデンチップスとシルバーチップスを作られていて、テースティングさせていただきます。
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現地の酒井さんでさえ、この二つは飲んだことがないとのこと。もちろん現地の市場にも出回っていません。貴重なお茶を試すことができて大満足のポット店長。
すると二シャンタさんから「バンガローでお茶でもいかがですか?」というステキなお誘いが。。。
目をハートにしてうんうんうなずくティースクール生たち。
バンガローで出来立てのあたたかいミルクティーをいただくことに。
はじめに大きなチョコレートケーキが出てきました。「お??!!あっまーい!!」日本の5倍くらいの甘さです。(大げさ)しかし、なかなかお茶が出てきません。実はスリランカではケーキやデザートを最後まで食べ終わらないと、紅茶が出てこないそうです。やっとの思いでケーキを平らげミルクティーをいただきます。現地のミルクは粉ミルクをお湯でといたもの。濃い目のルフナに入れて飲みます。一同「おいしーい!!」
このミルクティーのおいしさといったら、今まで飲んだミルクティーの中で一番といっても過言ではありません。おいしすぎてくらくらするポット店長でした。

この茶園のお話を伺うと、この地域は雨が多く毎日毎日雨の中でもお茶摘みするそうです。
お茶摘みの人たちははだしで、雨の中、ヒルがふってきたりしても摘んでいるとのこと。
どんなに大変なことか。ほんとに感謝の気持ちでお茶は頂かないといけないなとまたまた心に刻むポット店長でした。

                                                 つづく