potちゃん店長のフランスフレーバーティーを探る旅 6日目

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第六日目 6/26(金)
am5:30
 
昨夜もゲコゲコ蛙の子守唄を聞きながら、ぐっすりとハイジ寝をしたおかげでまたもや5:30に目覚めた。
昨日と同じで目覚めから腹ペコだ。
やはり自分はフランス人なのか?そう勝手に思い込んで鏡をみると、やっぱりアジア顔だった。しょんぼり。

仕方なく朝ごはんまで、昨日とおなじラジオ体操をして待つ。
やっと8時になり、腹ペコでダイニングへ向かう。今日もご主人の手作りパンがたっぷり。もりもり頂いていると、げっそりしたK隊長とYさんが現れる。
POT店長「おふぁよーござひまーす。モグモグ。。」(口にはチョコが)
K隊長「おはよ。。。おれ紅茶だけでいいや。。。」(元気なし)
Yさん「私も、あんまり食欲ない。。。POT店長すごいなー。」(これまた元気なし)
POT店長「フランス人ですから。。そしたら、私これ頂きますねー。」
隊長たちの分も奪って頂く。
今朝もダージリンを入れていただき、今度は、ダージリンの缶を見せてもらう。
トワイニングのスペシャルダージリンと書いてあった。茶葉の色は、グリニッシュで青々としている。ほんとにおいしいダージリンだった。
やっぱり朝はダージリン。。。
今日も心に誓うPOT店長。

出かける準備万端で、今日はシャンブルドットでお迎えを待つ。
お迎えにきてくださったのは日本人のIさん。ニース在住30年で、個人ツアー会社を運営されている。
Iさんにお願いし、グラースのラベンダー畑に連れて行っていただくことに。。なぜなら人気NO.1フレーバーティー、アルションブルーのラベンダーには、全員思い入れがあるからだ。ぜひこの目で見てみたいっ!!
鼻息のあらいPOT店長。

車に乗り込み、一旦市街地へ。市街地からナポレオン街道(ナポレオンが馬を走らせた道)の坂道を上がっていく。
少し走ると、あの有名なシャネルNO.5の工場(CHARABO)の前を通る。1921年からここで作られているそう。歴史を感じる。
ディオールや、シャネルなどの工場は殆んどがグラースにあるとのこと。
やはり香りのメッカで、とってもセレブなイメージ。セレブに憧れるPOT店長。ますますここの子供になりたくなる。
フランスの人たちは、一人一人、自分の香水の香りを持っているそう。それがフランスの文化で、日本との文化の違いを感じる。


車から見える景色が、段々と変わってきた。上を見ると岩肌の白い崖があり、下を見るとグラースの街の緑と、建物の風景が見えてくる。徐々に山をあがってきている。
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二時間ほど車を走らせると、峡谷に到着。その断崖絶壁の風景は、まるでグランドキャニオンのよう(って見たことないけど)。Iさんいわく、こちらのほうがすごいとのこと。谷底を見るために車を降りて歩いた道は、自然な大理石で、観光をする大勢の人が歩くため、表面が自然につるっつるしている。
Iさん「滑りやすいんで気をつけてくださいね。」
K隊長、POT店長「うおーっ。。!!ツルッ!!」せっかく言ってくださってるのにやっぱり遅かった二人。。。
K隊長はどうやらサロンパスのお世話にならないといけないようだ。(POT店長は何とか大丈夫。さすが元ソフトボール部)
よかった、、、こんなこともあろうかと日本から持って来ていて。
車に戻り、サントクロワ湖に向かう。この湖は、人工的にダムを作ったところにできたのだそう。2200ヘクタールほどの大きさでモナコがすっぽり入る。
ダムとしては、効率が良く、理想的とのこと。
この湖は、Iさんいわく、世界の湖の中でまれに見る美しさで、天国とはこんなところじゃないかなと思うような風景なのだとか。
到着して、目に映った光景は、なんともいえない絵の具の水色を落としたような水の色と、周りの緑、崖の白が映えとても感動的だった。「ほんとだ。。。天国だ。。(見たことないけど)」それ以外言葉がでないPOT店長。
珍しくおとなしい。。
グラースって、南フランスのかわいらしさと、コートダジュールの洗練感を併せ持った土地だなーとしみじみ。。。

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それから、小さな村に到着し、休憩をとる。グラース特有の、ラベンダーをモチーフにした陶器や、エルブドプロバンスという料理に使うハーブのミルがあちこちのお店にある。
たいてい、てんとう虫か、せみのモチーフがついている。
Iさんに尋ねると、てんとう虫はフランスの、せみは南フランスの幸せの象徴だそう。お土産にその両方がついたエルブドプロバンスを購入。かわいいぞ。。。満足のPOT店長。そうこうしているうちに、そろそろまたおなかがすいてくる。カフェで舟盛りのムール貝を平らげ、当たり前のようにロゼワインをマリアージュ。
すっかり自称フランス人のアジア顔POT店長。
乾燥した空気と、グラースの気候がロゼワインを美味しくさせる。うんうん。おいしい!!ロゼワインの秘密がわかった気になるPOT店長。
ここでも任務遂行。食後に紅茶をチョイス。やはりセレクトティーバッグの登場。
カフェではこのシステム多し。メモる。
おなかもいっぱいになったことだし、いよいよラベンダー畑へ向かう。
標高をあがってくるとともに、黄色いお花が咲いている。POT店長「Iさん、あの花はなんと言う花ですか??」
Iさん「あれはね。エニシダですよ。生命力が強く、こういうグラースの山道の道端によく咲いています。」
K隊長「さすが、エ、ニシダ。雑草のようにたくましいなー。」感心のご様子。
なんせPOT店長の本名は西田なのです。。。たくましいのですから!!
ちょっと納得、ちょっとフクザツな乙女心(?)。のPOT店長。
気を取り直して美しい風景を楽しむ。
標高が高くなると、だんだん雲行きが怪しくなってくる。雷が鳴り、辺りが暗い。
途中直径4,5センチほどの雹が降ってきた。さすがに車が汚れても気にしないフランスの人も木陰で雨宿り。このままフロントガラスが割れないかしら。。と心配になる。少し休むと、急にやんできた。
K隊長「おれ晴れ男やから、きっと大丈夫。」自信たっぷり。
しかし、この晴れ運気はすごい。あんなに降っていたのに晴れ間が広がってきた。
「隊長は何者?」Yさんと顔を見合わせるPOT店長。
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今がチャンスとばかり、ラベンダー畑に向かう。
運がよければ、ラベンダーの紫と、麦畑の金色と、ひなげしのオレンジ色の三色のコラボレーションが見えるシーズンがあるそう。わくわくする。
やっと念願のラベンダー畑に到着。一面紫色で、ぽつんとオリーブの木が立っている。
車から外へでようとすると小さいバッタがピョンピョンとんでいる。(ちなみに土色)
畑まで近づいてみる。ラベンダーのなんともいえない香りがあたり一面に広がる。
三色コラボにはあいにく出会えなかったが、地平線に続くラベンダーの紫色は、アルションブルーのお母さん。。。泣きそうになるPOT店長。。
この地方では、7月の第一週目にニースから車でかなりの距離を走る場所に、ソー村というところがあり、そこで、ラベンダー祭りが行われ、刈入れの体験などもできるとのこと。
来年、ぜひともボスをお連れしたいものだ。。。メモに赤線引っ張る。
帰ったらフランス語の特訓だ。来年また来るために。。。
高速を走り、グラースへ向かう。またまた天気が悪くなってきた。
K隊長のスポット晴れ男はすごい。雨の中を車を走らせる。
またまたスーパルマルケット(ロビーさん談)で、夕食の買い物をすませ、シャンブルドットでグラース反省会兼プチパーティー。
今日でこの晩御飯ともお別れ。ちょっぴり、いえ、とっても悲しいPOT店長。
ここで、まだまだ探りたい秘密があるが、スタッフやお客様が待っている!!
そう思うと、早く帰ってお伝えしなければ。。。と思う。お店に電話をかけてみる。
POT店長「お店大丈夫??」
Sさん「あーPOT店長!!ぜんぜん大丈夫ですよ?!!」立派にやってくれていた。。
なんだかフクザツな心境。けど感謝!いつも有難う!!みんな!!
さて明日はパリに戻り、荷造りだ。。。
グラース最後の夜もゲコゲコ蛙は鳴いている。。今夜もぐっすりハイジ寝のPOT店長でした。