エッフェル塔に向かって走れ!

朝のCAFE TIME・・・IN 603号室。

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この日は結構体調も復活してきていて、8時にはすでに「おはよ?♪」とドアをノックです。
1日のスケジュールを確認して、まるで自分達の部屋のようにくつろぎます。
そういえば、この部屋603号室では、いろんな楽しい事がおこりましたよね…
ベッドの上でクロワッサンちぎったり、ベッドの上でマカロン食べたり、ベッドの上でキッシュの写真撮ったり、ベッドの上にバケットそのまま置いたり…部屋でっていうか、ベッドででした。
これをしたのは8割強、アルション ラ・メゾンのYさんですが、笑いながらいろんな爆弾を落としていくので、最終的には部門長に『笑顔のテロリスト』と命名されていました。

さて、この日は、初日に段取りの悪さとショコラ攻撃で行けなかった、20区の方まで足を伸ばします。
La flute gana はオーナーが女性で、お店の造りもとても可愛いです♪

店内には、天井からクサリで大きな板がブランコのようにぶら下げられていて、パンがボリュームたっぷりに陳列されています。入り口のところに大きな窯もあって、見ていて楽しいパン屋さんですよ。

パリジェンヌっぽく歩きながらパンを食べ、次のお店は Sucre Cacao 。
シェフのBerthierさんは、以前アルションにも来て頂いたことがあります!

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お店の中は、たくさんのお菓子であふれていました♪
ケーキの種類がめちゃめちゃ多くて、シェフの仕事ぶりに、ただただ感心するばかりです。
この日は運良くシェフにお会いすることもできました!
ひとつひとつ、丁寧に商品の説明もしていただき、この日は機嫌も良かったのか、なんと!アトリエの中まで見させていただきました。アトリエでは日本人の若者が2人働いていました。ワーキングホリデーで来ているそうです。
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将来、日本で素敵なパティスリーをオープンしてくれるのでしょうか・・・♪
若者の未来に期待しつつ、ケーキを買うべく店内にもどります
いや?☆迷いますねぇ♪
このほかに、ショコラもコンフィチュールも、パンもお菓子もジェラートもマカロンも…
なんせ、選びきれないくらいあるんですよ!
その中から厳選して、2種類のケーキです。

初めてN専務とK部門長が、恒例の青空研修に参加です。
私達がサクサクと公園に入っていき、ベンチの上で撮影会を始めると、二人とも「マジで公園でやるんやな…」と感心とも呆れともとれる感想を、もらしていました。
ケーキ箱でスプーンを作る工程もすばやく、二人の分もちゃんと作って差し上げました♪
桃のコンポートタルトとショコラムースを、みんなで美味しく頂くことができました。
さっ!次いきましょ?☆

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10区まで移動して、Du pain et des Idees 。
こちらはモード界から転身して開いたブーランジェリーだとか。
お店の前に立って納得。今までのパン屋さんとディスプレイが、全然違います!!
陶器のお皿にパンを飾るとか、ショーウインドーには可愛い小物を飾るとか…なるほど、店舗ディスプレイをする私達にとってはとても勉強になります。


みなさん、お気づきでしょうか?朝からかなりのハイペースでパンやらケーキやらを食べている私達ですが、全く抵抗無く食べ続けていることを・・・
人間ってすごいですね。5日間で体が順応しちゃうんですね?♪
そんな胃袋を抱え、専務と部門長の2人はビストロにランチへとでかけました。



次のお店は、La fougasseお店の名前にもなっているフーガスは、顔2個分くらいの大きさで袋に入れるときは2つ折りで入れてくれます。
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オリーブとチーズが、私達の体内にいる糖分と闘ってくれます。
あぁ、美味しい…
今日の研修は順調!順調!!
(おなかの具合も、移動の段取りも)


最後に Carl Marletti 。ここは、とてもフランスの伝統菓子を重視する、パティスリー。
でもお店はとてもシックで優しい色調です。
雑誌によくでているマカロンツリーが店内の中央に飾られています。お菓子の木って感じがして、ファンタジックですね。

ここにきたら、ミルフィーユは絶対食べてください。パイをしっかり焼いた食感を楽しむミルフィーユです。
ビターとミルクとホワイトチョコの3層のムースはとろける美味しさです。
ほら♪すっかりショコラを克服してこんなに楽しんでます☆私の胃袋、ばんざい!!

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このあとは、前日のHotel de Crillon組に触発されて「私達も高級ホテルでティータイムしたい!!!」ってことで、Hotel de Bristol へ行くことになっています。
さっそくホテルにもどり、私達もドレスアップです♪
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603号室にて、ふたまわりほど大きくなった部門長と合流です。
「おれ、もう食べられへんわぁ?」って、ベタな弱音をはいてしまった部門長・・・
ダメです!!行きましょう!!!この際やから、限界に挑戦しましょうよ!

歩きながら突然「わっ!重たそうやな?…」といってデジカメを向ける部門長。
たしかにっ!!二人でビル支えてます!
                    
何度見ても笑えます。なにか落ち込む事があったら、これ見て元気だそうと思います。                    
相変わらずワイワイ言いながら、移動する私達。こんな賑やかでBristolに入れてもらえるのでしょうか・・・

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入り口でおじさまが腕組んで仁王立ち・・・
怪しまれないように堂々と歩く。
止められず無事、潜入成功。
フロントのおじさまにアフタヌーンティーセットが食べたい旨を伝え、サロン・ド・テに辿り着く。


結構、量あるんですよね? プティガトーが3個ずつ乗っているところを見ると3人分なんでしょうね。
上から焼き菓子、ケーキ、オードブルと本当に盛りだくさん。
5人で挑んだんですけど、やっぱり手強いです!
このあと、あれですよ。ディナーですよ、ディナー。本当の本当に満腹のおなかを抱えて、この旅最後のディナーへ出発です。
クレープリー修行に行っていたビッキーと引率の安部さん、そしてホテルで胃を休ませていた専務が集合して、Le fontaine de Marsへ。
ここは、ビストロ・ダ・アンジュが「こんな店を作ろう♪」と思ったモデル店舗でもあるので、とても楽しみです。

7区にあるこのお店。私達が大好きなエッフェル塔を見ながらの移動で、気分もルンルンです。専務の観光案内も始まります。

「ここ、まーっすぐ行ったら陸軍士官学校があって、その正門前からみるエッフェル塔が、パリで一番綺麗なんや☆」

「へ?、一番かぁ♪」

「・・・よし!!行って来い!!!」

えっ?!?!その突然のかけ声。考える間もなく反応していた体。
とりあえず、完璧なまでのスタートダッシュ。ふと横をみると、同じように反応していた
体育会系の仲間が二人・・・左側にビッキー、右側に部門長でした。
後ろをみると、5人が笑顔で私達を見送ってます。
どうやら3人とも負けず嫌いとあって、真剣にダッシュです。


すると、横で部門長が反則です。

「あかん!!腹の肉がタテに揺れる!!!」

って、ひどい。私らを笑かして自分がトップに立つつもりですね!!
笑わされたビッキーは「わたし、無理ですぅ?」
という叫び声と笑い声を残して、後退していきました。
結構(1kmくらいあったんじゃないでしょうか)走って、ようやく正門に到着。
気がつくと、ビッキーも復活して合流してました。さすが、若い。
おまたせ!!パリ一番のエッフェル塔!!!・・・あれ?3人とも呆然です。
よりによって正門前でビーチバレーの大会とやらがあって、テントや客席がはるか高くまで設置されています。
愛しのエッフェル塔は白いテントの向こう側のようです・・・
ふと我にかえる3人。
走ってきたものの、私達どうすれば…?他のみんな、来ないね。
もしかして、待ってるとか?そうか、もう一回ダッシュか!行くぞっっ!!

改めてダッシュで戻ってくる私達を見て、残留組の5人が笑っています。
Yさんに「なんで走ったん?」ってめっちゃ笑われました。「なんでかわからへん。勝手に体が・・」っていうとさらに笑われました。
エッフェル塔は見れなかったけど、久しぶりに運動して気分爽快です。

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やっとついた。運動したし、いっぱい食べれるかな?♪
ギャルソンのメニュー説明を必死に聞く私達。このへんになると、余裕もでてきて結構楽しんでます。
ひとつ小話・・・フランスの伝統料理で、Andouilletteという豚の腸詰め料理があるのですが、初日に試したものの、なかなかの個性的な味にみんなかなり苦戦していました。
それをあろうことか、4日目にYさんが不覚にも再度注文してしまうという事件がありまして…
さすがに最終日のこの瞬間、やっぱり美味しいものが食べたいじゃないですか!部門長から、「Y崎はAのつく料理選ぶの禁止」っていわれてました。
この事件は「笑顔のテロリスト」の命名理由の一つでもあると思われます。さて、各々食べたい物を注文♪
「今日は太○胃散のんで来たから大丈夫」と部門長は宣言します。
相変わらず量は多いですが、美味しいし楽しいし、和気あいあいとしたディナータイムです。
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前菜が終わる頃、隣で部門長がさけびます。
「やばい!太○胃散、効き目切れてきた!!」
早すぎですって!笑わさないで下さいよ?。
さらに「これ、食べて」という言葉とともに、メインディッシュがそ?っと私の前に移動してきます。
とうとう部門長の胃も限界がきたようです。

さすがに、見た目にも、この5日間で凄まじい体重の変化です。
お食事中もず、っと部門長のズボンの話や、揺れるお腹の肉の話しで盛り上がっていたのですが、今までは「そんなことないですよ。まだ全然大丈夫ですよ?」
って優しくフォローしていた安部さんですが、ここへきてフォローしきれなくなったのか、とうとう最後の宣告をしてしまいました。
「K原さん、大丈夫です。まだ首がありますから…」
全員、耳を疑いました。
もう太いって事を認めてます!
もう笑いが止まりません。おもしろすぎて、ずっと笑ってました。
そしてフランス人さながら、デザートまでしっかり楽しむ事を覚えて、この日のディナーはもう大満足。

食後のほっと一息タイムにビッキーはコーヒーをこぼしてしまう始末。
ただのあわてんぼうです。とことん、スマートに演じきれない私達でした。

パリでの最後の夜を締めくくるべく、PALAIS de CHAILLOTに上がり、光り輝くエッフェル塔を眺めます。
本当に心の底から充実感です。帰りはシャンゼリゼ通りを歩き、昼間にはできない観光をします。
この運動があったから、私達今まで食べ続けることができました。
明日はとうとう最終日。
もっともっと見たいお店もあったから、また絶対来なきゃね♪

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