2011/09/05
POT店長イギリス紅茶紀行 vol.1

9月に入ったと思ったらいきなりの台風到来。
天気予報を見ずに会社の倉庫から大荷物を運んだら大雨にあうというナイス(?)タイミングの、POT西田ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
しかし、そんな不運に見舞われてもびしょびしょになった体をしょうが紅茶であたためるという紅茶魂は、健在です。
お待たせして申し訳ありません。
ツイッターでつぶやいていたPOT西田のイギリス紅茶研修を皆様にお伝えいたします。
フランス紅茶を広める普及活動中のPOT西田ですが、紅茶大国イギリスを知らなければ紅茶は語れないというかなり勝手な言い分で今回は、6月16日~25日までの10日間、イギリスの北部スコットランドからロンドンまで紅茶のふるさととイギリスのお菓子の今を探ってまいりました。
写真とともに紅茶好きなみなさまに楽しんでいただけると幸いです。
1日目:ドバイ空港からスコットランド ウィローティールームへ
今回の旅は、関空からエミレーツ航空という飛行機に乗りドバイ経由で18時間(!)のフライトでした。ドバイ空港は、テレビに出てくるお金持ちのイメージ。夜中に着いたのに明るく、人がいっぱい。


左/眠らない空港の近未来エレベーター
右/きらきらネオン(空港内です)
エミレーツ航空のFAさんは、とっても親切で美人!長時間でしたが快適な空の旅でした。特に一番快適だったのは、飛行機に酔わなかったという快挙が達成されたこと(え?)。すみません。私事で。
そんな私的快適フライトの後、スコットランドのグラスゴーという街へ向かいます。
グラスゴーは、造船で盛んな趣きのある街並み。少しアンティークな雰囲気のあるこの街は、アメリカ映画の昔のニューヨークの町並みのシーンの撮影に使われているそうです。


古き良き面影の街並みと、こちらはスコットランドの正装キルト
そんなグラスゴーにある老舗のウイローティールームを目指します。
このティールームは、女性経営者のパイオニアが造った世界的に有名なお店。
勝気な「ケイトクランストン」という女性により作られたのだそう。彼女の勝気なエピソードはお兄さんの経営するコーヒーショップに負けたくないと、電話帳のアルファベットをお兄さんの名前の頭文字よりも早く引けるようにし、当時だれもやっていないモダンな建築、デザインで作るという戦略をとったという。
同じ女性としてなんだかとっても勉強になるなー。やはり時代は女性が作るのだなー。と勇気をもらったPOT西田。なんでもこのお店の斬新な内装は、建築デザインに興味がある方ならご存知の「チャールズレイ マッキントッシュ」が設計、デザインしたそうです。建築の教科書に載っている歴史的な建物とか。どおりであちこちモダンな作りになっています。




左上/メニューの看板 上中/素敵な建築
左下/アートな窓枠 下中/モダンな照明

すてきなティーセッティング。
そんな老舗ティールームでのイギリス本場のアフタヌーンティーセットをいよいよ初体験。
いつも以上にハイテンションなPOT西田。
否が応にも期待が高まります。
待つこと10分。待ちに待ったアフタヌーンティーセット登場です!


お皿からあふれんばかりのサンドイッチ。いえ、あふれていますよ。
びっくりお化けメレンゲです。 大きすぎです!小顔の女性くらいの大きさ。


お化けメレンゲと格闘中のPOT西田。本当は席をたっちゃいけません。
右はもりもりアフタヌーンティーセットの全貌です。
本場のアフタヌーンティー第一弾は、イギリスからの洗礼(?)ともいえるものであまりのカジュアルさにびっくり!そして大満足の一日目の旅でした。