質実剛健な老舗ビストロ

今回のパリ滞在中のホテルはバスティーユとリヨン駅の間。ホテルから11区のはずれまで歩いて辿り着いたのが老舗のビストロ「Le Repaire de Cartouche」ル・ルペール・ド・カルトゥーシュ。
実はこのお店には以前別のスタッフが訪問しており、その力強い料理は必見!と聞いていたのでなんとかスケジュールに組み込み訪問しました。
店名は「盗賊の隠れ家」という意味だそうです。まさに隠れ家らしく、入り口もそんなに目立った装飾がないのでぼんやりしていると通り過ぎてしまいそう。

inoue023.jpg
入り口の扉を開け、妖しい深い赤茶色のカーテンをくぐり店内へ。
壁には盗賊の大きな絵があり、独特の雰囲気を醸しだしています。
席に着くと、まずはアペリティフのリストが出てきます。そうでした、このお店はアペリティフの種類が豊富なことでも有名。
アペリティフはブズィーのピノノワールを使用したロゼのシャンパーニュをチョイス。一人の食事には不似合いかもしれませんがロゼといっても色濃く果実味たっぷりで爽やかな味わい。
アミューズ(付き出し)に豚肉のリエットが出てきます。ライ麦のパンにつけていただきます。
アミューズだけで満足しそうになっていると、前菜到着。「フォアグラのテリーヌ ポルト酒風味」
ずっしりと厚みあるフォアグラのテリーヌは濃厚でまさに王道の味わい。
ただ、このボリュームでいくとメインが心配になってきました。
正直なところフォアグラですでに腹8分目といった感じ。

inoue024.jpg inoue025.jpg



メインは「仔猪のロースト 栗とキノコのキャラメリゼ添え」
やはり来ました!200g以上もあろうかという仔猪の肉に別鍋で芋と根セロリのピューレもずっしりと。
ともかく焼き具合は絶妙。上に振ってある杜松の実がアクセントとなり食べやすい。
栗と小オニオン、マッシュルームのキャラメリゼと一緒に食べるとまた味わい深く芳醇な香りが広がります。
美味しさのあまり完食。デザートまで突入です。
「パイナップルのキャラメリゼ」
フルーツ主体のデザートはほっとします。これまた不思議とするする食べれてしまいます。
コースを通してやはり骨太な料理で素材の美味しさをガツンと味わえる料理ばかり。

inoue026.jpg
クラシックの素晴らしさを堪能させていただきました。 

もう店を出たときにはお腹がはちきれそうで一歩一歩が重くて重くて・・・。
ホテルの部屋に辿り着くとベッドに倒れこんでしまいました。