ポット店長紅茶イギリス紀行 vol.4

いよいよ4日目。

お風呂の「バス」の語源になった街「バース」へ向かいます。
バースはローマ時代の大浴場の遺跡のある街。そんな昔から現代でいうスパの原型があったなんて、なんだか壮大なロマンを感じます。その街にイギリスのパンの原型であるといわれている「バンズ」の原型「サリーラン」を訪ねます。
この「サリーラン」と同じ名前をもつレストランの地下一階部分にあるキッチンミュージアムを見学することに。
ここですこーし歴史などを...

1680年にフランスからイギリスへ亡命してきたサリーランは、イギリスに移住するために何か特殊な技術を持った人物しか認められなかった時代に、フランスのパンの技術を持っていたためイギリスでの滞在が許可されたそうです。
そのサリーランが作ったパンがバンズ。当時食糧事情が悪かったイギリスでは非常に重宝されたそうです。やはり持つべきものは手に職!ですね。
そのバンズがパンの原型。現在はサンドイッチ用のパンとして使われています。
どんなことでもできた歴史を知ることや自分の知らなかった事実を知ることは楽しいなーと、忘れていたこども心探究心ふっかあーつ!です。
(ちなみに最近外見は○十○歳、中身はこども店長とよくいわれます)

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左/ローマ時代の大浴場遺跡
右/サリーランの看板

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地下にあるキッチンミュージアム。当時のままのパンのかまど。

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サリーランのバンズ。丸い素朴な形をしています。

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中世の格好をした男性が街を歩いていました。素敵な笑顔!


5日目はいよいよロンドンへ。

何十年かぶりのロンドンなのでわくわく感は最高潮です。
初めて来たのは二十歳頃だから、もうかれこれ○十年、あの当時はこんなPOT西田でもパンキッシュな服が好きだったため(今もしかして笑いましたか?)ビビアンウエストウッドの本店に行けたことで盛り上がっていたなーなんて、、、
すみません。どうでもよいことでした。
そんな紅茶とは全く関係ないことを考えたりしながらロンドンの街に繰り出します。

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左/ロンドンの街の様子。あまり昔から変わらないですね
右/いわずとしれたロンドンタクシー

今日のお昼ご飯は王立植物園キューガーデンの正面にあるティールーム「ニューエンズ」に向かいます。
このティールームは1850年から続く老舗。このティールームのお菓子が有名な「メイズオブオナー」という英国の代表選手なのです。
このお菓子、ヘンリー8世の2番目の妻「アンブーリン」のとてもお気に入りだったことで有名ですが、メイドさんにも大人気だったことからこんな名前がついたということ。
その人気ったらこのお菓子のレシピを宮殿の鉄の箱に隠し鍵をかけて誰にもみせなかったという、、すごいですねー。そしていまでももちろん門外不出なのです。
ちなみにヘンリー8世は6回も結婚したことで有名な王様です。きっと魅力的な男性だったことでしょう。
さてさて本場のイギリス料理を体験。
お店は淡いピンクを基調としたかわいらしさ。食器もイギリス伝統のスポード社のもので気分はすっかりロンドンガール(?)。多国籍なPOT。

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当時の写真をメニューにしたもの(年季が入っています)

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左/カブのスープ
右/ターキー 伝統的なイギリス料理(あつあつです)

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店の中はピンクでかわいい      

イギリス料理はおいしくないよと散々聞いていたため、どんなもんかなという感じで挑みましたが、なんのなんの「めっちゃおいしー!」でした。ターキーに絶妙にかかっているソースと、イギリス料理に必ず添えられているマッシュポテト、マッシュルーム、人参、ジャガイモ、グリンピースがバランスよくとってもよいお味。
グリンピースの正式な食べ方である、いっこいっこフォークでさすというのも添乗員のまなみさんに教えてもらったとおりに試してみます。食べにく~。けどなんかイギリス貴族になった気がする。
仕上げにせっかく来たから食べなくちゃとメイズオブオナーを注文します。(すでにお腹はボリューミーではちきれそうですが、職業柄全然平気!)
は~!おいしー!お味はエッグタルトのよう。濃いめに入れたミルクティーと最高に合うよー!と感動しきりです。

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手前が「メイズオブオナー」
イギリススポード社の食器のティーセッティング
右が本場イギリスのミルクティー

ここでお手洗いへ行くつもりが、こども店長もといPOT店長。店員さんのマダムに教えてもらった道を行ったはずなのにキッチンへ到着。そこでは、お菓子を製作中。とあれば、入ってみたくなるのがこども店長。いや、POT店長。「わたし、日本でサロンドテでお菓子作ってます~。手伝うことができます~。」と半分嘘をつき(笑)潜入に成功しました。
中では職人さんがパイの製作中。無理やり記念撮影を強要するPOT店長。
そのあとは以下の写真でお楽しみください。
 
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は~やっぱり厨房はイイですね~。わくわくします!
しかしながらこの「ニューエンズ」、超人気店らしく私たちの後ろに長蛇の列が…!
すごい人気店だった模様です。
サロンドテアルションと同じくらいの客席数でおばさま(失礼)いえマダムお二人だけでお茶のセッティングから、テーブルのサービスまでとっても感じ良く笑顔でこなしてらっしゃいました。(たった二人で!オドロキ!)それがきっと超人気店のヒミツですね。
みなさまもイギリスに行かれる時はぜひとも足をお運び遊ばせください。(マダムを意識してもマダムではないので変な日本語になりました)
ミルクティーとイギリスを堪能したPOT西田、あすはいよいよイギリスでレディーに変身する体験予定、乞うご期待です!