2011/03/17
垣本チーフ応援奮闘記 その3
垣本チーフ応援奮闘記 その3さすが週末。大変な混み具合です。
今はシラのイベントがあるため、観光客の方も多いと言っています。
ベルナシオンといえば、
パレドオール。
最高級のこだわりのショコラです。

聞けば、すべて手作り。
パレドオール専属のショコラティエがいるという。
改めて食べてみるけど、やっぱり香りと口どけが全然違う!!
美味だぁ…

アトリエの中へとご案内して頂き、
昔からの伝統の器材、

ぴっかぴかの銅鍋

なんといっても広大なショコラトリーと大量のカカオやアーモンド!!
ここでは、カカオ豆もアーモンドも自社で挽いて使うという正真正銘の手作りショコラティエ。
感動です。

さすがパティシエールかずこは瞳がキラキラと輝き、質問を大量にしていました。
帰国後、きっとかずこから素晴らしい商品がうまれるのでしょう。
アトリエの全てを案内して頂き、規模の大きさ、そして細部にわたるこだわりに圧倒され感動の嵐に包まれていると・・・
なんと?!!
あのフィリップ氏が前から歩いてくるではないかぁ!!!
どうやら、今から東京のサロン・ド・ショコラに行くらしい。

あぁ?入れ違いですねぇ!!私達リヨンに来たばかりですぅ!!
でもちゃんと、日本でもパレドオール買いますから?!!!!
…という、心の叫びは届いたかかどうかはわかりませんが、快く私達のアトリエ探索を受け入れてくださいました。
さすがフィリップ氏。
オーラが違います。
素敵な、そして貴重な時間を本当にありがとうございます。
さて…ハートがいっぱいになったら、次はお腹の番でしょう!!
アトリエを徘徊してたら、

プレジタンの予備軍とか

彩とりどりのグラスとか

たっくさんのショコラとか
甘くて美味しそうな方達が、めっちゃアピールしてくるんですよ?♪
身体はすっかり糖分受け入れ態勢万全です!!
猛烈に混んでいるサロンにVIP扱いで通して頂いたので(こんなことは初めてですよ!)
もう食べられないくらい食べるんだぁ?☆

ガトーいろいろ!

お薦めのグラス!
…などなど、「私達、やっぱり甘いものに無抵抗やね?」なんて思いながら、さらさらっと食べ尽くした次第です。
さらには、ブティックで大量にショコラを買いこんだのは、言うまでもありません。。。
後ろ髪引かれる思いでベルナシオンをあとにし、さらにはもう1件パティスリーをまわり、無事今日の研修を終わるのでした。
さぁ、帰ったら晩御飯!…って、どんだけ食べるんでしょうか。
でもコレが研修なんです。しかも、以前に比べて(過去には泣いた事もあるゆきこ)
胃腸が頑丈になりました。食べる事がかなり楽しいです。
「人間、経験した分、器は大きくなる」…格言まで、飛び出します。
まっつんは、ほぼ98%くらいが産まれて初めてお目にかかる食べ物ばかりで、かずことなかむ?に怒られながら『帰国したら調べる事』リストがかなりの量になってきております。
チーフに託された「まっつん」
捨てて行く訳にはいかず。。。保護者達、本当におつかれさん
帰り道はフランスを代表するハイパーマーケット カルフール を練り歩きフランスの日常を感じながら、晩御飯のことを考えます。。。
ホテルに戻り、今日のディナー

マルシェで仕入れたアロマ・ド・リヨンという葡萄のふさがついたフロマージュはワインの香りがします
おいしい?♪
シェーブルはさっぱり!パンドミが進みます。

そして、
最後のお店でかったガトーと

ブイエで仕入れたガトーと

ガレット・デ・ロワでご満悦のかずこ。
こうやって見ると、8割甘いものではないですか!
しかしながらチーフのおかげで、私達こんなにリヨンを満喫しています。
このショコラガレットは甘すぎず
ほろ苦系で、本当に美味しかったです。
改めて、天才やで…ブイエ。
明日はとうとうクープ・ド・モンド1日目。
チーフの出場は2日目なので、明日は下見に行く予定です。
チーフに会えるかな…
なんて思いながらも、
でも実は私達の方が緊張してて、フランス着いてからも電話が出来ませんでした。
話せば頑張ってって言っちゃいそうだし、とにかく無事に最後まで彫りきって欲しいという気持ちでいっぱいの1年間だったので。
強すぎた想いをガレット・デ・ロワでまぎらわしつつ、やっと眠りに着いた、まだまだリヨン2日目でした。