2009/04/06
歓迎!新入社員

ちらほら桜も咲こうという4月吉日、わがかめいあんじゅにも29名の新人が入社いたしました。うち、平成生まれ24人。昭和生まれの5人のほうが仲間意識を強く感じるのは私だけでしょうか?男性は全体の3割弱。がんばれ男の子!さて、今回は入社後すぐに行われた新人研修のようすをお伝えします。
今日はサービスの実地研修です。
基本中の基本、グラスやお皿の持ち方に始まり、テーブルセッティング、お皿の出し方引き方までをみっちり練習します。
まずは講師の模範演技から。
講師はイタリアンからセッティモアンジュ山村店長、フレンチからビストロ・ダ・アンジュ井上店長、そしてシニアソムリエ山木の3名。
やはりこの世界で長いこと飯を食ってるだけあって、みんなほれぼれするほどの名人芸。この姿を見ただけで新人はすっかり彼らのとりことなったことでしょう。私も思わず姿勢を正してしまいました。
今日からは、軽口をきくのを止めようと思います。

左の写真を見てください。
みんな目が真剣です。
なんと、研修で使用したお皿は、かのリチャード・ジノリであります。
一枚ウン千円の高価なお皿です。
聞いたとたん、新人のあいだにサッと緊張感が走りました。

ごぞんじのように、ジノリの皿は重い。
重い、落としちゃいけない、慣れていない、の三重苦で、みんなの指は引きつっておりました。
やっと持てるようになったと思ったら、講師から「もっと皿を水平に。手をもっと下げて。」と注意され、水平に持てるようになったら「そのままテーブルまで運んで」と言われ、まるで綱渡りのようにバランスをとる姿は「お客様、おどきくださいませ!」状態。
実際に配属になれば、ちゃんとできるようになってからサービスさせますので、お客様どうぞご安心ください。それから、新人諸君!皿が水平にならないのはお皿のせいじゃないからね。
手を下げて、といわれたら下げるのは手だけ。肩は下げないようにね。
腕まくりしたらちゃんとできる?

いろいろな角度からチェック。

皿回しではありません。

講師も真剣。

新人はもっと真剣。

この角度はこう。

みっちり練習したあとは、講師による最終チェックが入ります。
ひとりずつお皿を持って教室のすみまで歩いていきます。OKがでたら、いよいよテーブルセッティングの練習へ。
借りていた会場の外の庭にある丸テーブルを使ってクロスの敷き方、替え方の講義を受けます。
天気が良かったとはいえ、さすがに屋外は寒く、みんなぶるぶる震えながらの研修でした。
みなさんご苦労様でした。
研修は、あくまでも研修。
これからは配属店で頑張ってください。
お客様も、ぜひ新人に会いにいってやってくださいね。

