「ボンソワ!ムッシュテリアン」 ビストロ・ダ・アンジュにて

「ボンソワ!」
笑顔でテーブルを廻るムッシュ、テリアン。
4年ぶりの来日です。
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今回はビストロ・ダ・アンジュのイベントのためにはるばるパリから来ていただきました。
相変わらずの男前ぶりを発揮されてます。
「全然変わっておられませんね。」と言うと、
「ソーデスカ?今度来るときはこうなってマスネ。」と言いながら、杖をつくマネ。
ムッシュは日本語もお上手なので、私たちもちゃんとお話ができるのです。でもキッチンを見る目はとっても厳しいシェフ・ド・シェフの目。
お客さまに見せる顔とは全然違うプロの顔でした。

さて、お料理もそんな人柄が表れているようにフレンドリー。
どれもこれも軽妙で洒脱で、ひとつとして堅苦しいものはありません。
フレンチというと思い浮かべるバターやクリームのこってり感とは無縁の清々しさは、まるで和食のよう。

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それていて、ハーブやスパイスが魔法のようにふりかけられて、まるで私たちに「どうですか?この組み合わせは。これって、意外でしょう?」と語りかけてきます。

なにしろサーモンを赤ワインで煮るんですよ?
魚には白という固定観念を覆されてしまいましたね。
鶏とじゃがいものパルマンティエ風なんて、グラタンにエストラゴン!びっくりするけどなんてよく合うんでしょう。

付け合せやソースもサプライズ。
レモンのコンフィ、白いんげんにヨーグルトのピュレ、りんごのパイにラベンダー。
「これおいしいよ。食べてみて。」とか「この食感何やろ?食べてみて。」
自分の皿を人に勧めたくなるお料理ばかり。
そして、最初から最後まで???楽しいクエスチョンマークが湧き起こるお料理たち。